ミトラズ・チョコレーツ

Mitra`s Chocolates

閉店・移転、情報の修正などの報告

ヨーロッパのショコラティエにいる気分を堪能できる店。

こんにちは、シドニーナビです。日本でも皆さん行きつけのお店はありますか?それはどういういきさつで常連さんへとつながっていったのでしょうか?
買い物好きのナビのお店選びの基準は、商品のクオリティはもちろんですが、どちらかというとショップ・スタッフとのやり取りの時間の方にかなりポイントを置いています。せっかく買い物をするんだったら気持のいい時間を過ごしたいですものね。商品+スタッフのクオリティが共にグッド!な“当たり店”を探して日夜探索しています。でもさ、なかなかソフトとハードが良い感じに組み合わさっているお店ってそうそうないものなんですよね。

そういう時はまず立地条件から探すのがナビ式!高い場所代を払って“安かろう悪かろう”の商品を取り扱うお店ってそうそうないでしょ?
その点で基本的に外れが少ないと踏んでいるのがシドニー屈指の高級住宅地、モスマン。お客さんの見る目も要求もベースが高めに設定されていますからね。後はお値段の折り合いさえつければ問題なしってもんです! 
…ということで今日はノースのおいしいチョコレートを一緒に目指してみませんか?
シティーから多くのノーザンビーチ行きのバスが停車するスピットジャンクションでバスを降りて、ミリタリー・ロードに向かって信号を渡ります。目印としては右手側に広場があるのでそちらを目指して進みましょう。もし244番のバスに乗った場合はミリタリー・ロード上に停まるので、反対側に道路を渡ってくださいね。

スピットジャンクションを背にミリタリー・ロードの右側を歩いて行くとすぐにチョコレートの写真が入った茶色いフラッグが見えてきます。このあたりはファッション&雑貨のお店も多いので、ウィンドウショッピングだけで簡単に数時間は使ってしまいますよー。
 

アットホームなお店はこんな感じ!


こじんまりという言葉がぴったりのお店はブラウンを貴重にした落ち着いた雰囲気。クラッシックのBGMが外の喧噪をシャット・ダウンしてくれます。キャビネットにはチョコレートのギフト・ボックスやクッキー、チョコレートに関する本やDVDなどが並び、お店というより甘いもの好きの女の子のお部屋といった感じです。アフリカ調のキャンドルも並んでいるのですが、まったく違和感がなく、むしろインテリアのポイントとしてマストかも?と思わせるほどの調和を見せています。
南アフリカ、スワジー産のキャンドル、各A$28.00. 南アフリカ、スワジー産のキャンドル、各A$28.00.

南アフリカ、スワジー産のキャンドル、各A$28.00.

キャンドルスタンドやポプリ置きなどにどうぞ!LadyA$55.00, MusicianA$80.00.

キャンドルスタンドやポプリ置きなどにどうぞ!LadyA$55.00, MusicianA$80.00.

さて、メインのチョコレートもチェックしなくっちゃ!

スイス&ベルギー産の厳選されたチョコレートを使いフレンチレシピを使ってひとつづつ手作りされた 色とりどりのチョコたちがショウウインドウから誘惑します。お値段は基本的にひとつA$1.50、ウサギ型などの大きめのチョコレートはひとつA$3.00です。自宅用の持ち帰りだけでなく店内でコーヒーと一緒に好きなチョコレートを食べることもできますよ。
基本的にリキュールやガナッシュを使ったものが多く、口に入れた途端にフンワ〜リと広がっていくと共に甘〜い世界にショートトリップ。食べた後はしつこい甘さが口に残らず、ついつい次のチョコレートに手を出してしまいます。しまったっ!これはかなり中毒性があるかも!?
一番の人気はオーナーが毎日厳選して箱詰めしたギフト・セット。6こ入りA$10.00から一番大きいので84こ入りでA$110.00まで!かなりずっしりとした重さです。これを持ってパーティーに行ったら大歓迎されるんだろうなぁ〜。 一番の人気はオーナーが毎日厳選して箱詰めしたギフト・セット。6こ入りA$10.00から一番大きいので84こ入りでA$110.00まで!かなりずっしりとした重さです。これを持ってパーティーに行ったら大歓迎されるんだろうなぁ〜。 一番の人気はオーナーが毎日厳選して箱詰めしたギフト・セット。6こ入りA$10.00から一番大きいので84こ入りでA$110.00まで!かなりずっしりとした重さです。これを持ってパーティーに行ったら大歓迎されるんだろうなぁ〜。

一番の人気はオーナーが毎日厳選して箱詰めしたギフト・セット。6こ入りA$10.00から一番大きいので84こ入りでA$110.00まで!かなりずっしりとした重さです。これを持ってパーティーに行ったら大歓迎されるんだろうなぁ〜。

店名にもなっているオーナーのミトラさんはペルシャ出身のエキゾチック美人。建築家から始まってメイクアップ・アーティストを経てチョコレートショップ開店とユニークな経歴の持ち主。「固いか柔らかいかの差はあるけど美の追求という点では同じでしょ?」と笑顔で語ってくれました。ちなみに今は哲学を勉強中とのこと。まだまだ彼女の探究心のゴールは遠そうです。
取材の間中も頻繁にご近所マダムが数分おきに今夜のチョコレートを選ぶためにドアを開けてやってきます。そのたびに会話が中断されるのですが、ボケーッと待っているのもなんですからオススメのホット・チョコレートに挑戦してみることにしました。グルメ記事で評判の高いシドニー・モーニングヘラルド紙が「オーストラリアのベスト・チョコレート」と太鼓判を押したホット・チョコレートはミルク、ビターなどの定番に続いて「チリ」の文字が…あの〜ミトラさん?チリってゴミ?それとも辛いヤツ?どっちも嫌なんだけどー。と思いつつ、ゴミは英語でチリじゃないしと接客に忙しい彼女をヨソに一人ボケツッコミをしながらメニューとにらめっこするナビ。

よっしゃ腹くくった!チリの挑戦受けてたとーぅ!(ってこっちが勝手に攻めて行ってるだけなんですけどね。)と一人起承転結そしてオーダー。出て来たものは一見普通のホット・チョコレート。香りも甘く異常なーしっ!しかし油断大敵、相手はチリだ。ミトラさんも「結構くるわよ!」と微妙な笑顔。息を整え最初の一口。うん、美味しい。どこがチリ?なんて思った瞬間にやってきました結構なヤツが!喉から胃にかけてジワ〜ンと広がるチリパンチ!うっわー大変!!どうしよっどうしようっ!?後ろで優雅に買い物をするマダムにお構いなしで一人オタオタ辛さと戦う負け負けナビ。この辛さは水やチョコレートじゃなかなか消せない。う〜むどうしたものか?と思いながらも目の前に会ったお砂糖をペロリン。想像以上のナイス組み合わせでございました〜。カップに砂糖を入れるのではなく、直接舐めるのがどうやら良いみたい。なんとか解決策を見いだした後はお砂糖をチョビチョビ舐めながら時間をかけて完飲!額にはうっすらと汗をかいておりました。

いかがでしたか?店内ではラテやカプチーノなどのコーヒーメニューも充実&ギフト用のカードも多数揃っているので、コーヒー・ブレイクを取りながらオミヤゲに添えるカードを書くというのもゆったりとした時間で良いかも知れませんね。チョコレートの選び方がわからない場合は大体の好みをミトラさんに伝えれば的確なアドバイスをしてもらえますよ。
今度日本からの来客が来たら是非このチリ・チョコレートに挑戦してもらおうと黒い笑みを浮かべながら店を後にしたシドニーナビでした。
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記事登録日:2009-07-23

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2009-07-23